健康で文化的な最低限度の生活とかなんとか

 家族というのは綺麗な話ばかりじゃないってこともあるわけで。
 こんばんは、積希です。

 なんか世間では河本準一氏の生活保護話で盛り上がって、いまだに一部ではその熱が収まってないようで。
 積希が今回報道から感じたのは、自分も含めて、まぁ社会保障制度について国民全体知識が薄いのと、制度に対して良い感情もってないのに未だに変わらないことでしょう。

 今回の問題点は以下のページが大変良くまとまっているとおもうので特に制度については語らず。というか語るに落ちた! みたいな展開になるのが目に見えてるのでは自分からは特に(ぉぃ


 絵文録ことのは 「河本準一氏叩きで見失われる本当の問題」
http://www.kotono8.com/2012/05/25komotojunichi.html
 http://www.kotono8.com/mt5/mt-tb.cgi/1307


 あと積希として、生活保護に関して給付を減らそうとかなんだとか言っている人をみているとものすごい違和感を感じるのですが、これについてもTwitterのこの発言で氷解。

生活保護をもらうしかなくなった人達とお話する機会が昔あった。ほぼ全員が予想もしてなかったと言ってて、貰うようになるまで生活保護を貰う人間は怠惰でダメな人間だと思ってたのが多数派。だから自分が貰う立場になった事に鬱々と悩んだって人も多く、でも、ほぼ全員が生活保護制度に救われたって。』
https://twitter.com/takuramix/status/206200086223523841

 自分が生活保護の世話になるなんてっ! というのが、なるほど普通の人の感覚なのかと。積希は何度か無職になってますし、失業保険というやつのお世話になっていますし、格闘技をやっているので怪我とは隣り合わせ、さらに言えば実家が自営業なので仕事がないとリアルに収入ないの見てきてるので、わりと「明日は我が身。明日は我が身。」と思っていたりします。
 新聞などで河本準一氏の年収が5000万もあって、それでも生活保護けしからん! とかいうのをみていると「芸人って、毎月同じ金額入ってくるもんじゃないのになぁ」とおもうし、来年はいきなり年収100万以下になっててもおかしくないよなっておもうんですよ。いや、サラリーマンも今の御時世、そうならないとも限らないですけど。
 まぁ何事も明日は我が身ですよ。

 今の御時世、都市部に来ないと仕事が無く、親兄弟は田舎ぐらしって状態になってると生活費全額仕送りするのも大変だし、都市部に呼んで二世帯とか家賃だけでどうなっちゃうのさとか。
 家族に社会保障を押し付けるのであれば、国はそれに対する控除を手厚くしないことには、単純に国民が痩せ細るだけでしょっていう。

 あとは「生活保護は国民の税金から出てるのにけしからん!」とかいう人いますけど、年収5000万なら相当の税金払ってるでしょうから、たぶん税金から親兄弟の生活費ぐらい国が出してもバチあたらんだろって思いますよ。
 今の社会保障費も税金もわりと馬鹿にならん金額だしてるわけだし。

 どっちにしてもセーフティネットをしっかりしたものにしないと、奴隷社会化が深刻化しそうなので、個人的には生活保護ケースワーカーさん増やすなり対応して欲しいし、失業保険は自己都合退職待機期間を3ヶ月とかいわないで1ヶ月とかにしないと元気な国民は減る一方じゃね? とかおもいます。


 今回のBGM

TVアニメ 神様のメモ帳 オリジナルサウンドトラック

TVアニメ 神様のメモ帳 オリジナルサウンドトラック